首都圏の人間関係が希薄な人口密集地域で過ごされてきた方が、心配される事の一つに下記があります。
【自分は地方での面倒臭い、人付き合いに耐えられるだろうか?】
私自身も、地方特有の密な人間関係は得意では無いので、どうやって回避するか頭を悩ませました。
地方で10年間暮らした結果、下記の3点の回避方法を実践すれば
ある程度は、地方での面倒な人付き合いを回避できる事が分かりましたので紹介します。
具体的な回避方法は、下記の3つになります。
・新興住宅地に住む。
・町内会に入らない (独身限定)。
・消防団に入らない。
新興住宅地に住む。
先祖代々、同じ土地に住んでいる人たちは地元への愛着が強いです。
地元愛が多い地域に住むと、高確率で地域のイベントや祭りに勧誘されます。
誘っている方は好意だとは思うのですが、地域のイベントや祭りは平日の夜または休日で
準備・開催される事が多いので、プライベートな時間が潰されます。
上記のような状態は回避したいと考える方もいるかと思います。
回避方法ですが、地元民では無く、他の地域から引っ越してきた方が多い
新興住宅地に住めば、この問題を解決する事が可能です。
新興住宅地かどうかの判断は、下記の2つがポイントになります。
・道路が広い:
古い通りは区画整理がされていないので、昔ながらの
狭い道路の地域が、殆どです。
・建物が古い:
単純に建物が古いので、新興住宅地ではありません。
上記の2点をチェックして、家探しをしてみて下さい。
家や住む地域を選ぶ基準に関しては、通勤距離やスマホの電波の良さも影響しますので、下記の記事も参考にして下さい。
・町内会に入らない (独身限定)。
もし、誤って、昔ながらの伝統を愛する地域に住んでしまった場合に、必ず誘われるのが町内会です。
町内会に入ってしまったら、町内の清掃活動、夏の納涼祭等で自身のプライベートな時間はゴリゴリに削られてしまいます。
なので、基本的には町内会に入るべきではありません。
独身でしたら町内会に入る人も少ないので、町内会の加入を断っても問題ない事が多いと思います。
*私自身も、独身時代は町内会に入っておらず
勧誘の人が来ても、居留守で逃げてました…
但し、子持ちの方は地域の子供会に、子供を参加させたほうが、子ども自身のためにもなると思うので諦めて、町内会に入りましょう…
・消防団に入らない。
工場に配属後に、現場研修で色々な部署に行くと思います。
この際に、製造部門等の地元出身の方が多い部署では、地域の消防団に誘われる事もあるかもしれません。
誘った方は、地方に来て、誰も知り合いがいないだろうと、優しさから誘ってくれていると思います。
*最近は、若い子が入団しないので、その対策もあるとは思いますが…
万が一、消防団に入ってしましまいますと、訓練、飲み会、消防活動および行方不明者が発生した際の捜索まで、夜中、休日を問わず、かつ突発的にスケジュールが埋まってしまう事があるため、プライベートな時間は0になってしまいます。
消防団の活動自体は、地域貢献性が高く非常に重要だと感じますが、実際には大変な事が多いと思います。
なので、プライベートを重視したい方は、誘う方も強制的に誘ってくることが無いと思いますので、やんわり+はっきりとお断りしましょう。
まとめ
地方での面倒臭い、人付き合いを回避する3つの方法を紹介しました。
・新興住宅地に住む。
→新しく引っ越して来た人が多いので、地域の人間関係は密では無い。
・町内会に入らない (独身限定)。
→町内会に入ると、行事や清掃活動で時間を拘束される。
・消防団に入らない。
→消防団に入ると、訓練、飲み会、消防活動等でプライベートの時間が減る。
今回は、地方の密な人間関係が苦手な方向けの記事になります。
但し、このような近い距離での人間関係に引かれて、地方で暮らそうかと考える方もいると思いますので
そのような方は、ぜひ、地元の方が多く住んでいる地域に住むのも面白いかもしれません。
皆さんの、地方工場エンジニア生活に役立つものがあれば幸いです。